08 — 用語

用語

引いて使う辞典です。会話で困らない最低限の意味だけ、ひとつずつ。

シェルプロンプトディレクトリホームパスworking directory絶対パスと相対パス  /  コマンド引数オプション拡張子エラーログ  /  エージェントコンテキストモデルプロンプト(AI側)ハルシネーショントークンMCPAPIキー  /  エディタバックアップ

場所と移動

シェル

ターミナルの中で、あなたの打った言葉を受け取って、パソコンの中核(カーネル)に伝える役です。名前の「シェル(shell)」は、中身=核を外から包むのイメージから来ています。海の貝ではなく、木の実を包む殻のように、OS の核を外から覆っています。

Mac の標準は zsh(読み方は「ズィー・シェル」。Z shell の略)、Windows は PowerShell、古い環境では bash(「バッシュ」)。この中身が少し違うので、Mac と Windows で打つ言葉に差が出ます。

プロンプト

「入力を待っています」を意味する行頭の表示です。Mac は ~ %Documents %、Windows は PS C:\Users\you> の形です。

ディレクトリ

フォルダのことです。ターミナルではこう呼びます。中身は同じです。

ホーム

あなた専用のフォルダです。Mac は /Users/you、Windows は C:\Users\you で、~ で表します。cd だけで戻れます。

パス

ファイルやフォルダの住所です。/Users/you/Documents/memo.txt がその例です。

working directory

いま立っている場所です。pwd で確認できます。詳しくは いまいる場所

絶対パスと相対パス

絶対パスは一番上から書いた住所で、相対パスはいまの場所からの行き方です。AIに頼むときは絶対パスのほうが誤解が少ないです。

コマンドのかたち

コマンド

ターミナルで打つ言葉です。pwdcd Documents がこれにあたります。

引数

コマンドのうしろに渡す指定です。cd DocumentsDocuments がそれです。

オプション

ふるまいを変える指定です。ls -la-la のように、- で始まることが多いです。

拡張子

ファイル名のうしろの .txt.md です。中身の種類を表す目印で、ターミナルでは自分でつけます。

エラー

うまくいかないときに返る赤い文字です。壊れたのではなく「これではできません」というお知らせです。丸ごとコピーして AI に渡せば訳してくれます。

ログ

画面に出る記録です。pwd の答えも ls の並びも、ぜんぶログです。

AI エージェントまわり

エージェント

頭脳と体を持ち、自分で動いて結果を見て、やり直せる種類の AI です。Claude Code、Codex、Cursor などがあたります。詳しくは なぜターミナル

コンテキスト

AI に渡してある「いまの会話の流れ」です。長くなると賢さに影響します。話の筋を忘れたように見えるときは、たいていこれが原因です。

モデル

AI の賢さの種類です。世代で得意が違います。ふだんは気にしなくていいです。

プロンプト(AI 側)

AI に渡すお願いの文面です。ターミナルのプロンプトとは別物です。

ハルシネーション

ほんとうは無いことを、ほんとうらしく言ってしまう現象です。URL を聞く、開いて見せてもらう、で確かめられます。

トークン

AI が文章を数える単位です。料金や速さの話で出てきます。覚えなくていいです。

MCP

AI エージェントが外のサービス(カレンダーやメールなど)とやりとりするための橋です。いまも変わり続けています。

API キー

AI を動かす長い文字列のパスワードです。人に見せたり共有フォルダに置いたりしないでください。

壊さないために

エディタ

文字を書くアプリです。Word に近い道具で、Visual Studio Code などがあります。

バックアップ

大事なファイルを別の場所にもう 1 つ置いておくことです。クラウドや Time Machine(Mac)、ファイル履歴(Windows)で作れます。大きな作業の前に取っておきます。


出てきたときに「ここにあった」と思い出せれば十分です。